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アフリカ美術の人類学 ナイジェリアで生きるアーティストとアートのありかた

2017年2月1日

緒方しらべ 著

ナイジェリア南西部、ヨルバ神話の舞台となる古都イレ・イフェで、たくさんのアーティストがアートなるものを制作して暮らしている。美術館や博物館、書籍や論文で取りあげられることはほとんどない。経済的に成功している者も、していない者もいる。それでも彼らは「アーティスト」と称している。イレ・イフェにおいてアーティストであるとはどういうことなのか。彼らの活動や生活は、地域とどう結びついているのか――。

ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)、国立民族学博物館出身の若手研究者が10年にわたるフィールドワークを集成。

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BS-TBS「地球千年紀行 先住民族の叡智に学ぶ アフリカ大陸 ベルベル人」放送のおしらせ

2012年10月18日

BS-TBS「地球千年紀行 先住民族の叡智に学ぶ」の最新シリーズ「アフリカ大陸 ベルベル人」が、10月28日(日)と11月25日(日)の二夜にわたって放送されます。

BS-TBS「地球千年紀行 先住民族の叡智に学ぶ アフリカ大陸 ベルベル人」
10月28日(日)よる10時~「貴重な水を分かちあって生きる」
(再放送:2013年1月27日(日)よる10時~)
11月25日(日)よる10時~「過酷な環境で支えあって生きる」
(再放送:2013年2月24日(日)よる10時~)
BS-TBS 公式サイトの番組紹介

アサヒ・エコ・ブックス『地球千年紀行 先住民族の叡智』と併せて、ぜひご覧ください!


煩悩即菩提

2011年12月31日

2003年8月、イフェ モダケケ地区のトインの下宿のまえにて

d beauty of9ja――誰かに経験と思いを伝える文章を手紙以外で書いたのは、これがはじめてだった。本をろくに読まず、ボキャブラリーが貧困なわたしが、文章をとおして、人になにかを伝えようとしている。そうして過ごしてきたこの2年間が、信じ難くもある。

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アートに生きる

2011年12月24日

2008年9月7日 イフェ モーレ地区のパパケイの自宅まえにて

人口約40万のイフェに、アーティストと呼ばれるひとたちは100~500人いるといわれている。そのうち66人と出会ったが、国内外で有名なアーティストはひとりかふたり、いるかいないか。

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父よ、母よ

2011年12月17日

2011年6月14日、イフェ アフォラヨンの自宅裏庭にて

木彫家アフォラヨンの自宅を訪ねた。15年の歳月をかけて建てたばかりの平屋の扉は重く頑丈だが、窓枠には白色の厚手のビニルシートがさげてあるだけで、網戸も窓ガラスもはめられていない。壁は内側も外側もコンクリートのままで、屋根には数十枚のトタンがのっかっているだけ。光の入らない居間に並べられた椅子とテーブル、ドアのないふたつの部屋の入り口にかけられた布の隙間から見える寝具、ガス台のない台所の床に重ねられた食器は、アフォラヨンがここに家族と住んでいることを静かに告げる。

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祈れ

2011年12月10日

2010年6月27日 イフェ イロデ地区のプロテスタント教会にて

どうしようもない状況で9jaの人びとは祈る。でもそれは、困ったときの神頼みではない。

彼らはいつも、毎朝目ざめてすぐ、仕事をはじめるまえや旅立つまえ、食事のまえや集会の終了後、そして1日の終わりに、祈っている。貧富の差、権力ある者から弱き者への搾取、何十年待っても整わぬインフラなど、多くの人びとにとって、3度の食事やきょうの仕事、通学や進学もままならない。

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時代が変わっても

2011年12月3日

かつてこの土地では、ヨルバの神々をあがめる信仰のために盛んに木が彫られていた。儀礼のための道具や太鼓、神像や祠の柱にも、人物や動物の具象的な像をあしらった装飾がほどこされていた。19世紀にイスラム教とキリスト教が布教するまえのことだ。

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I miss you

2011年11月26日

2009年7月22日 イフェ モダケケ地区の下宿にて

「I miss you――会いたいわ」
電話の向こう、大陸を越えた外国にいる夫にそう言っていたママ・ブリジッタ。話のほとんどはエヴェ語(ガーナ南西部を中心に話されている言語)でわからなかったけれど、この英語はいつも下宿の居間から、庭から、ベランダから聞こえてきていた。

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あおぞらエンターテイメント

2011年11月19日

2008年8月9日 イフェ北部 イペトゥモドゥの王宮敷地内にて

雨期もたけなわ、ヨルバの地ではエグングンと呼ばれる祖先崇拝の祭がおこなわれる。キリスト教とイスラム教が主流となったこの国では、土着信仰である祖先崇拝はわずかな信者たちによってひっそりとしかおこなわれなくなった。それでも祭囃子と熱気に誘われれば「信仰」はにのつぎ。映画館や水族館、サッカー場もテーマパークもないこの地で年に1度の「あおぞらエンターテイメント」は、人びとを集わせ、魅了する。

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はじまり

2011年11月12日

2009年6月20日 イフェ モーレ地区のパパケイの自宅兼アトリエにて

「アートをやるようになったきっかけってなんですか?」
街のアーティストたちにたずねてみる。

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(株)清水弘文堂書房

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