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『本の雑誌』3月号で『狩りの思考法』が紹介されました

2022年3月1日

『本の雑誌』2022年3月号にて『狩りの思考法』を紹介していただきました。

評者は服部文祥さん(サバイバル登山家・著述家)。同誌での書評連載「サバイバルな書物」第79回です。

岩を登るフリークライミングが「オンサイト(初見一撃)」という価値を重視し、「人類の初登攀と個人の初登攀を、ほぼ同列に扱うことができるようにな」ったという転換によって、探検や登山が迎えつつある限界とは別の可能性を拓いたことに触れ、角幡さんのこれまでの探検も(また服部さん自身の「サバイバル登山」も)そうした発想の延長線上にあるとしながら、「その先で角幡は、狩猟の世界にたどり着いた」と指摘されています。

ほかにも、角幡さんの狩猟と漂泊の旅に、服部さんがどのような可能性を感じているのかが詳しく語られています。ぜひ本誌にてご確認ください。