出版社のTwitter(ツイッター)

2010年3月21日

Twitter (ツイッター)――なんとなく、つぶやき、人びとの関心を呼びつつ、ひとりコミュニケーションなんだけど、多方面的コミュニケーション・ツール。よくわからんのですが、なんとなく、こういう風に認識しています。

だんだんと世の中に浸透し、日本社会にも定着してしまいましたね。去年の夏ごろ、「会社でも Twitter やって、何か情報発信しない?」と提案したのですが、「流行に即座にのるのはいかがなものでしょう」という意見もあり、やらないままになっています。

各出版社(編集部、雑誌など)書店で、 Twitter をやっている会社は結構あります。名前の知られた出版社から地味な学術出版社まで。それぞれのつぶやきをのぞいてみると、うまく宣伝・広報に活用しているのもあるのですが、「う~ん、どうなの、これ?」と思ってしまうものもあります。それぞれ、会社の色なり、小さい出版社は顔が見えます。時間があるときに見比べてみてください。

よくブログ読者に、「書いている人の顔が見えない」と言われることがあります。これは、まあ、意識してそういう風に書いているわけなので、仕方がないですが、「出版社の顔」を見せるため、 Twitter のようなマイクロブログを活用するかどうか、でも、くだらないこと書いてもな~、という思いもあり、思案中です。


2010年「国民読書年」。「国際読書年」→「国際子ども読書年」?

2010年3月19日

国民読書年ロゴマーク

以前、2010年「国際読書年/国民読書年」。頂戴した書籍の一部、と題して、ブログを書いたのですが、大きな勘違いをしていたようで、訂正しなければなりません。

2010年は「国民読書年」。「国際読書年」ではないようですね。(財)文字・活字文化推進機構の「国民読書年行動計画」(PDF)に書かれている項目を読むと、

(6)世界の子どもたちが、等しく子ども時代にふさわしい本と出合えるよう、国連に対して「国際子ども読書年」決議の採択を働きかける。

とあります。「国民読書年」、「国際読書年」、「国際子ども読書年」となんやらごっちゃになり、「国際読書年」という言葉が一人歩きしているようです。小生も間違ってしまい、失礼しました。ネット上では、「国際読書年」という言葉もよく見かけます。

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極北の地から帰国。海辺の町の津波騒ぎ

2010年3月12日

先週末、帰国しました。寒いところにいたので、帰ってきたら暖かく感じるかな、と思っていたら、今週のこの寒さ。おまけに雪まで降る。ようやく昨日から春らしい天気になっていました。編集室の窓からきれいな富士山を眺めることができました。今日は風が強いです。

カナダ滞在期間はバンクーバー・オリンピックの後半戦。極北の地も連日連夜オリンピック中継で大盛り上がりでした。普段、日本ではアイスホッケーの試合を観ることはありませんが、金メダルをかけた、カナダ対アメリカの試合はすごかったですね。試合終了間際で、アメリカがカナダに追いついたとき、怒号が飛ぶ、飛ぶ。2対2で突入したオーバー・タイム。イヌクティトゥト語で、「アティ(いけ)!」と英語のスウェアが入り交じり、興奮状態。

さすがカナダの国技。試合を決めたのは、若き主将シドニー・クロスビー。その日は村全体の人たちが昂揚し、夜になると、子どもたちはNHLプレイヤーのような気分でアイスホッケーに興じていました。

その裏で日本全体がチリ地震の影響による津波注意報で戦々恐々としているとは、知らなかった。海辺の町は避難勧告がでて、大騒ぎだったようです。「海岸沿いの編集室」はおそらく海抜1~2メートルぐらいでしょうか。大型の津波はこず、被害はなかったようですが、今後注意しなければなりません。

今回、極北の地でいろいろなことを再発見しました。極北彷徨もぼちぼち書いていこうと思います。


極北彷徨⑤ ふたたび、ヌナブトへ

2010年2月26日


ランキン・インレットの飛行場。2010年2月撮影

3年と半年ぶりの現地訪問である。厳冬期となるとおそらく9年ぶりである。デルタ航空便でアメリカ合衆国ミネアポリスを経由して、カナダ国マニトバ州ウィニペグへ。ウィニペグで1泊し、ファースト・エアー便でヌナブト準州ランキン・インレット着。

2時間30分のフライト。定員24名のなか乗客は3人。それに対し、フライト・アテンダントは2人。パイロットもあわせたら、従業員のほうが多いじゃん、と思わずつっこみたくなる。あいもかわらずの極北の航空便は不採算路線である。政府の援助なしではやっていけないはずだ。飛行機内に響くエンジンの轟音と窓から見える真っ白な平原風景。平原という言葉は正しくないか。ただただ平坦な雪氷景色。

飛行機が空港に着くと、イヌイットの空港職員が2人飛行機に寄ってくる。独特の微笑を浮かべ、猫背である。猫背というのはモンゴロイド人種の特徴なのであろうか。猫背の人間は世界中どこでもいるだろうが、アジア人種に多いと感じるのは気のせいだろうか。閑話休題。2人とも飛行機の停止位置にポールを置くと、仕事そっちのけでふざけあっている。なんだかイヌイットらしい光景だ。

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カナダ極北地方から父へ

2010年2月25日

昨日、カナダの中部都市ウィニペグを経由して、極北地方ヌナブト準州ランキン・インレットに着きました。明け方はマイナス35~40度。日中はマイナス20度前後でしょうか。日本は春の到来を待ちわびている日々でしょうが、こちらはまだまだ極寒です。

最初にカナダ極北地方を訪れたのは1990年夏のこと。いまから20年前のことになります。父と一緒にフロビッシャー・ベイ(現在の州都イカルイト)の空港に着いたこと、いまでも鮮明に思い出されます。最後に父と一緒に極北地方を旅したのは2005年夏。これが一緒にした最後の旅になりましたね。

最後の旅で、一緒にホエール・コーブに行けたのはよかった。お世話になった人たちに会ってもらいたかったし、ぼくが愛したイヌイットの人びと、空、大地、海、風を一緒に共有したかったから。

今日は父が生きていれば70回目の誕生日。天然の冷蔵庫で冷やしたスーパードライで乾杯といきますか。明日、ホエール・コーブに行ってきます。


「海辺の編集室」から「海岸沿いの編集室」へ

2010年2月9日

2月1日(月)に編集室の引越しをしました。引越しといっても、市町村がかわったわけではなく、「海辺の編集室」から「海岸沿いの編集室」になりました。

新旧の編集室は歩いても5分ほどの距離なので、何往復もしたら「夕方にはおわるだろう」ということで、午前9時に作業開始。引越し業者Sさんからは3名の人員。

午前中は曇り空ながら、順調、順調……ですが、零細出版社の本の在庫を甘くみてはいけません。山積みの本の在庫を運びながら、「あれ、営業から聞いた話ではこんな荷物あるはずじゃなかったんだけど……」というような顔。

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○△□展@クリエーションギャラリーG8

2010年1月19日

昨夜、リクルート GINZA8 ビル 1F で開催された「○△□展2010(長友啓典・浅葉克己・青葉益輝)」のオープニング・パーティーに行ってきました。○(丸)は長友啓典さん、△(三角)は浅葉克己さん、□(四角)は青葉益輝さん。誰もが知る著名なデザイナーである3人の共同展示会です。

それにしてもすごい数の人、人、人……。オープニングの様子の写真を撮りたかったのですが、うまく撮影することができませんでした。

展示会は2月19日(金)まで催されるとのこと。古希を迎えた3人(浅葉さんはもうすぐ)の展示会、必見です。

余談ですが、弊社刊の『蒼いお尻のぼくときみ―カナダ極北のイヌイット 内なる心の旅―』の表紙・帯デザインは浅葉克己さんによるものです。


新連載「d beauty of 9ja ― 魅するもの、ナイジェリアから」

2010年1月16日

d beauty of 9ja ― 魅するもの、ナイジェリア

今日からウェブの新連載がはじまります。タイトルは「d beauty of 9ja ― 魅するもの、ナイジェリアから」。アフリカ西部ナイジェリアをテーマにしたフォト・エッセーです。

著者の緒方しらべさんは、総合研究大学院大学の博士課程に在籍する若手研究者で、2003年以来ナイジェリアへ何度も足を運び、フィールドワークを続けています。特にナイジェリアの現代美術に関心をもち、現地のアーティストたちと信頼関係を築きながら研究を進めています。

"d beauty of 9ja" というのは "the beauty of Naija" つまり「ナイジェリアの美(美しさ)」を意味することばです(ナイジェリアはイギリスの旧植民地で、英語が公用語)。

この連載では、アフリカ/ナイジェリアの現代美術研究者の実体験がつづられます。ナイジェリアの人々、芸術、生活、社会――そこにある美しさ。

緒方さんは初めてナイジェリアを訪れたとき「ナイジェリアを嫌いになった」そうです。それでもふたたび旅立つことを選び、少しずつ、ナイジェリアに魅せられてゆきます。そこで緒方さんを魅了したたくさんのものは、この連載を通じて、あなたを「魅するもの」になることでしょう。

毎週土曜日に更新。緒方さんが撮影した写真と、そこに秘められたエピソードや想いが語られます。おたのしみに。


2010年「国際読書年/国民読書年」。頂戴した書籍の一部

2010年1月11日

仕事柄、書籍をいただくことは多々あります。昨年頂戴した書籍の一部を著者、出版社ほか関係者のみなさまに感謝の意をこめて、下記に列挙します。なかには、弊社の書籍が引用元になっていたり、弊社所蔵の写真が使用されていたりするものも含みます。

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エコ・テロリスト

2010年1月8日

黒光りした高速船が日本の捕鯨船へ抗議活動をする姿を最近ニュースで見かけます。動物保護運動、とくに、捕鯨問題は賛否両論ありますが、これらの活動を「エコ・テロリズム(環境テロ)」、「エコ・テロリスト(環境テロ)」という場合もあるそうです。

弊社の出版した書籍にC・W・ニコル著、竹内和世訳『エコ・テロリスト』(1991年)があります。最近のニュース映像を眺めていると、まさにこの書籍で描かれている世界です(こちらは小説なので、時代設定など多少異なりますが)。

また、岩崎・グッドマン・まさみ著『人間と環境と文化 クジラを軸にした一考察』(2005年)では、捕鯨の文化としての側面と、国際捕鯨委員会での議論を詳細に扱っています。

(株)清水弘文堂書房

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