清水弘文堂書房のその日、その月

2010年「国民読書年」。「国際読書年」→「国際子ども読書年」?

2010年3月19日

国民読書年ロゴマーク

以前、2010年「国際読書年/国民読書年」。頂戴した書籍の一部、と題して、ブログを書いたのですが、大きな勘違いをしていたようで、訂正しなければなりません。

2010年は「国民読書年」。「国際読書年」ではないようですね。(財)文字・活字文化推進機構の「国民読書年行動計画」(PDF)に書かれている項目を読むと、

(6)世界の子どもたちが、等しく子ども時代にふさわしい本と出合えるよう、国連に対して「国際子ども読書年」決議の採択を働きかける。

とあります。「国民読書年」、「国際読書年」、「国際子ども読書年」となんやらごっちゃになり、「国際読書年」という言葉が一人歩きしているようです。小生も間違ってしまい、失礼しました。ネット上では、「国際読書年」という言葉もよく見かけます。

出版ニュース社発行の『出版ニュース』(2010年2月上旬号)に、紀田順一郎さんの「実りある『国民読書年』へ向けて」という文章があります。文字・活字推進機構会長であり、企業メセナ協議会会長、資生堂名誉会長である福原義春さんの『だから人は本を読む』(東洋経済新報社)を紹介しながら、「国民読書年」について述べています。

『出版ニュース』もそうですが、『週刊朝日』などの表紙には、「国民読書年」のロゴマークが印字されています。「国民読書年」関連のイベントも新聞、雑誌、テレビ、シンポジウム、講演会などいろいろと開催されているようです。これからもいろいろと企画されているようですね。

キャッチフレーズは「じゃあ、読もう。」。アップル社の「アイパッド(iPad)」が今春に発売されるとか、アマゾン社の「キンドル(Kindle)」日本語版が近々発売されるとか、出版業界は激動の年です。電子媒体で活字を読むのか、印刷物で活字を読むのか……どちらで読んでも、「じゃあ、読もう。」の一環ですよね、おそらく。

出版社、印刷所、書店、取次、読者のみなさまは「国民読書年」を実感しているのでしょうか。う~ん、どうでしょうか???

(株)清水弘文堂書房

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