犬ごころ、人ごころ


1歳を過ぎたディロンの成長

2012年12月10日

=ディロンが我が家にやってきて、1年も過ぎたので、その成長ぐあいや先住犬アンディとの関係などを中心に今回は述べてみましょう。
=ディロンはまだ子犬らしさは抜けていませんが、身体は大きくなり、もうすでにアンディよりも大きくなってしまいました。朝、起きてディロンを見ると、「あれ?! なんか大きくなっていないか」と度々パートナーと言っていたほどで、身体の幅や厚みはそれほどなくスリムですが、体高や体長はゴールデンとして大きい部類に入るでしょう。1歳2か月時点で体重は27kgぐらいです。最初から足が大きかったので身体が大きくなることは予想していましたが、それがやはり現実となってきました。

=ディロンもアンディと同じで、パピー(子犬)のときからボールで遊ばせていることもあって、ボールが大好きな犬になりました。今ではボールの高さが1m以上でもジャンピングキャッチをするほどの、ゴールデンらしからぬ運動能力を見せるまでに成長してくれました。
=とはいっても決してここまで順調だったわけではありません。1歳になる前に2度もボール(直径9cm/ラテックスゴム製)を飲み込んでしまいましたし、関節が亜脱臼になったこともあります。ボールを飲み込むとすぐに開腹手術をする獣医さんや飼い主さんもいますが、かかりつけの獣医さんは飲み込んですぐならば、濃い塩水を強引に呑ませて吐かせるか、時間が経ってしまっているならば放っておきなさい、1週間もすれば自分で吐き出すからと言っていました。私たちもまだ幼いディロンに全身麻酔して開腹することに抵抗がありましたし、ボール自体も柔らかく無害で消化できないラテックスゴム製でしたから、不安なのですが放っておきました。すると、本当にちょうど1週間で胃液等で変色したボールを吐き出し、ことなきを得ました。先代、先々代のゴールデンではこのようなアクシデントがなかったので、異物飲み込み事件は私たちにとっても初体験となり、とても勉強になりました。
=亜脱臼の方は、成長して筋肉がついてくるにつれ、今はその心配がなくなりましたが、こちらは不思議な治療で治しました。それはカイロプラクティックです。ペットにもカイロがあるとは知らず、マッサージや指圧のようなものと思っていましたが、鉛筆のようなもので身体の各部に触れたり、指や手で押すというより触るだけで診断し、治してしまうというもの。ホンマかいなと思いましたが、実際にディロンの亜脱臼は治ってしまいましたので、信じてしまいました。そして前記のとおり、アンディと同じようなアスリーツ系ゴールデンとして育っています。

=このディロンに対するアンディの態度がこのところ変わってきました。子犬時はこの新参者に対して、アンディは無関心で邪魔者という態度をはっきりと示していました。時にはかなり激しくジャレ合っていましたが、いかんせん乳歯は尖っているのでアンディの方が流血したり、キャンと泣く場合があることもあって、アンディの方から距離を縮めることはありませんでした。それが乳歯が抜け、1歳を超えたあたりから、無関心ではなくなり、最近はアンディの方から誘って遊ぶことの方が多いぐらいです。アンディもディロンの成長を実感しているのでしょう。
=アンディは未去勢のオスなのに優しく、ジャレ合っても決して甘噛み以上に噛むことはありませんが、ディロンもそれを受け継いでいます。乳歯が抜けたからもうアンディは痛くありませんし、身体ができてきているのでジャレ合いでも気を遣わなくても済むことが分かったのでしょう。今はとても仲良しです。
=このように先輩犬から後輩犬へ受け継がれることはとてもたくさんあります。犬も大人を真似して覚えていくもので、先輩犬のしつけがいい加減だと、それは後輩犬にも反映してしまいます。ディロンの他の犬に対する態度も、成犬のアンディと同じに適度な距離を保ち、ルールも守っていますから、トラブルは起こっていません。最近のディロンを見ていると先々代からの優しさは無事に受け継がれているようです。

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ディロンもスリムだが立派になってきました(前)。後ろはアンディ。静岡・清水港にて記念撮影

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空飛ぶディロン。身体が出来てきて、ボールをするとゴールデンらしからぬアスリーツ系の動きを見せる

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ジャレ合う2匹。アンディの方から仕掛けて、おなかを見せることが多い


著者紹介

池野谷 健二(いけのや けんじ)
Editor, Photographer, Writer, DTP Director
湘南・鵠沼在住
ken [at] dogphoto.jp ([at] を @ に変えてください)

出版社勤務を経てから平成2(1990)年に独立。様々な編集・制作業務に携わり、20年以上にわたる雑誌編集長のキャリアも持つ。現在はフリーとして活動中。

1997年、ゴールデンレトリーバーのセナ(♂)を飼い始めたことがキッカケで犬の撮影を始め、2002年に2匹目のアンディ(♂)も家族の一員に。それからは愛犬が生活の中心にいるという生活となる。2010年4月、初代のセナが亡くなり、2011年3匹目のディロン(♂)が家族に加わり、現在は2匹のゴールデンとともに暮らしている。

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