サッカーをとおした地域交流の可能性

2010年8月30日

サッカーやバレーボール大会は、「ナショナルデー」や「抵抗記念日」、伝統的な祭事のエンターテイメントとして行われている。
写真: サッカーやバレーボール大会は、「ナショナルデー」や「抵抗記念日」、伝統的な祭事のエンターテイメントとして行われている。” title=”サッカーやバレーボール大会は、「ナショナルデー」や「抵抗記念日」、伝統的な祭事のエンターテイメントとして行われている。

サッカー熱

4年に一度のサッカーの祭典、ワールドカップ。きっと、難民キャンプではライブ映像では観られないが、盛り上がりをみせていたに違いない。

難民の情報源となるビルマ語の新聞や雑誌(なかには英語もある)のトピックで、とくに若い男性が関心を寄せるのは、サッカーのヨーロッパリーグに関する記事である。

熱狂的なサッカー好きは、筆者よりもヨーロッパのサッカー事情や選手に詳しい。ベッカムのここが優れているとか、ロナウジーニョがいるからこのチームは強いとか、熱っぽく語ってくれる。彼らがサッカーについて詳しくなったのは、難民キャンプにたどり着いてからである。

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著者紹介

久保忠行

久保忠行 (くぼ・ただゆき)

1980年、兵庫県に生まれる。2003年、大阪府立大学総合科学部人間科学科を卒業。同年から神戸大学大学院総合人間科学研究科へ進学。2006年に修士課程を修了し、2011年に同大学院の博士課程を修了(博士・学術)。同年4月から日本学術振興会特別研究員として京都大学東南アジア研究所に在籍。現在、タイ・ビルマ国境地域と日本の難民に関する人類学的な研究に取り組んでいる。

おもな業績に、「ビルマの『国民和解』に関する予備的考察―カレンニー社会から」、(『神戸文化人類学研究』、第2号、2008年)、「タイの難民政策――ビルマ(ミャンマー)難民への対応から」(『タイ研究』、第9号、2009年)、「難民の人類学的研究にむけて――難民キャンプの事例を用いて」(『文化人類学』第75号第1巻、2010年)、「難民キャンプにおける伝統の復興―難民キャンプと故郷の連続性」(『南方文化』第37輯、2011年)、『ミャンマー概説』(共著・めこん・近刊)などがある。

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