清水弘文堂書房のその日、その月

金沢弾丸ツアー。「環境映像祭」と「未完の横尾忠則展―君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの―」@金沢21世紀美術館

2009年10月9日

大型の台風18号が日本列島を縦断していきました。編集室がある海辺の町も慌ただしかったです。台風通過後、海岸を見に行ったのですが、普段見たことないような、海色と波模様。普段あるべき光景がそこにはなく、自然の驚異を感じました。海岸沿いの家は場所によって床下浸水、家屋の破損など被害があったようです。気象庁のホームページを見ると、台風19号も小笠原近海をうごめいているようです。

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さて、先週の話。土日に金沢弾丸ツアーを決行いたしました。前回のブログでも書いたように、目的は金沢21世紀美術館で行われる「環境映像祭 in 金沢」(国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット主催)。秋の金沢を楽しもうと思っていたのですが、日程に余裕がなく、高速バスで行ってきました。

土曜日21時に鎌倉駅を発車。日曜日6時に金沢・香林坊に到着。日中は大勢の人で賑わっている香林坊ですが、人ひとりいない状態。前日、天気が悪かったせいか、明け方は冷たい空気が流れます。天気の心配をしていたら、9時には快晴。半袖でもいい気候になりました。

金沢21世紀美術館には2回目の訪問ですが、いい空間スペースですよね。芝生のところに寝転がっていると、心が安らぎます。昔、ご本人からいただいた新書で、角川書店発行の蓑豊著『超・美術館革命 金沢21世紀美術館の挑戦』(角川oneテーマ21)を読みましたが、コンセプト、美術館運営といろいろと工夫しているんですよね。

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午前10時から午後17時30分まで映像祭に没頭。途中少し浮気して、「未完の横尾忠則展―君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの―」を見学。数多くある作品も圧巻ですが、横尾さんの制作ノート、おもしろいです。横尾さんの本はあまり読んだことがなかったので、美術館内のショップで横尾本を何冊か購入。

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さてさて、映像祭。長丁場でしたが、アニメからドキュメンタリーまで多様な環境に関わるテーマで興味深く観ました。とくに、元朝日新聞社の轡田隆史さんとオペレーティング・ユニット所長のあん・まくどなるどさんがコメンテーターを務めた、ドキュメンタリー映画「こつなぎ―山を巡る百年物語」(日本/監督:中村一夫/2009年/120分)は「入会い」をテーマの中心に据えた映像で、重厚かつ長編ながらも、見入ってしまいました。

映像祭の締めくくりはなぜかみんなで童謡の「赤とんぼ」を熱唱。なぜ??? と思いつつ、最後に司会進行を務めた森林文化協会常務理事の藤原勇彦さんに伺ったら、元文化庁長官の河合隼雄さんが以前講演会の締めくくりでやっていて、やってみたかったとか。う~ん、なんとなく、納得してみる。

映像祭終了後、JR金沢駅内にあるおでん屋さんでかるく打ち上げ。小生は香林坊から22時発の深夜バスで鎌倉駅へと日帰り。無事弾丸ツアーは終了いたしました。

(株)清水弘文堂書房

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