2011年6月6日
2009年6月から2011年5月まで足かけ2年、財団法人環境情報普及センター運営EICネット「エコナビ エコレポ」内で、「カナダ・イヌイットの暮らし」を連載させていただきました。テーマは「カナダ極北」「イヌイット」「環境」。人の〆切にはうるさいくせに、自分の〆切はまったくまもらず、EICネットの方、編集部のみなさまにはご迷惑おかけしました。この場をかりて、お詫びと感謝・御礼申し上げます。
以下、バックナンバーをリンクしますので、興味のある方はのぞいてみてください。
第001回 「きれいな水に生命は宿る」
第002回 「極北の水事情」
第003回 「水とゴミはどこにいくのか」
第004回 「現代的狩猟活動」
第005回 「わかちあいの文化」
第006回 「イヌイットと犬」
第007回 「極北のスーパー」
第008回 「極北の海氷が融ける。そして……」
第009回 「環境文化へのまなざし」
それと、『三田評論』(5月号、No.1145)の「社中交歓『みどり』」に「極北の民の心のなかの風景」を寄稿いたしました。東北地方太平洋沖地震以降、「心のなかの風景/原風景」が変わりつつあることを思いながら、短文を書きました。こちらもどうぞご覧ください。
2011年6月3日
2011年は何の年かご存じですか? 今年は国連が定めた国際森林年(the International Year of Forests)なのです。
5月22日は何の日だったがご存じですか? 答えは、国際生物多様性の日(International Day for Biological Diversity)です。
そんな国際森林年の国際生物多様性の日にあわせた書籍のご紹介です。
名古屋市立大学大学院経済学研究科の准教授・香坂玲さんの『森林カメラ―美しい森といのちの物語』。それでは、本書のご案内をしたいと思います。
つづきを読む
2011年5月27日
未曾有の大震災・大津波から2か月半が経過しようとしています。東日本大震災で亡くなられた方々、行方不明になられた方々に深く哀悼の意を表します。また被災された方々、避難生活を余儀なくされている方々にお見舞い申し上げると同時に、一日も早く心身の安寧が訪れることを心から願ってやみません。
東京電力福島第一原子力発電所の問題は日本のみならず、全世界の人びとの心に暗い影を落とし、不安にさせています。私たちは「2011.03.11」を強く心に刻み、日本社会の再興のため、ともに歩んでいくことを決意いたします。微々たるものかもしれませんが、出版活動をとおして、日本に活力を取り戻したい。
それは、“ぱあめ!”――ゆっくり、ゆっくり、としたものになるかもしれませんが、人びとの心に寄り添いながら、前に進んでいきたいと思います。
清水弘文堂書房代表取締役 礒貝日月
2011年3月14日
2011年3月11日に発生いたしました「東北地方太平洋沖地震」により被災されましたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
「計画停電」のため、弊社業務時間内中(月~土、09:00~18:00)連絡網が不通になる可能性がございます。
ご迷惑おかけいたしますが、ご理解何卒よろしくお願い申し上げます。
株式会社清水弘文堂書房
2011年1月21日
新年早々やられてしまいました。流行のアレに。めったに風邪をひくことはないのですが、なんだか体の調子が悪い。頭痛、関節痛、喉痛、腹痛と複合攻撃。すぐによくなるかな~と高をくくっていたら、あれよあれよと悪化。やっとこさインフルエンザウイルスをやつけることができ(たと思う)、ブログを書いている次第です。
さて、年明け最初の書籍はこちら。アサヒ・エコ・ブックス30、大手前大学准教授の石毛弓さんの『マンガと環境問題(仮)』です。
私たちがむかし夢みた未来はどんなものだったでしょうか? むかし読んだマンガのなかの「未来」は「現在」。その「現在」はどうなっているのでしょうか? 『北斗の拳』、『鉄腕アトム』、『ドラえもん』、『風の谷のナウシカ』、『20世紀少年』、『DEATH NOTE』……これらのマンガを通して、環境問題を読み解く。キーワードは、「マンガを読んで、環境を読む」。マンガを読む上でも、環境問題を考える上でも、新たな視座を提供してくれる書籍です。2月末発行予定です。どうぞお楽しみに。