信仰の世界 2

2011年2月16日

鶏骨占い。本ブログ「信仰の世界」を参照
写真: 鶏骨占い。本ブログ「信仰の世界」を参照

「私は○○人(民族)です」や「私の宗教は○○教です」という意識は、彼らにとっては、必ずしも自明ではない。というのも、こうした当事者の帰属意識は、「ただひとつ」とは限らないからである。例えば、「仏教徒でありアニミスト」と表明したり、クリスチャンと自称するが教会には行かず、アニミズムに基づいた伝統行事に参加することもある。このように、当事者が表明したり実践したりするレベルでは、その「信仰」をクリアにわけることはできない。

続きを読む

信仰の世界 ― 2011年1月30日

難民キャンプにプライバシーはあるのか? ― 2011年1月15日

日本との関わり(1) ― 2010年12月21日

ビルマの「転換点」 ― 2010年11月30日

【番外編】大野更沙さんブログ「困ってるひと」 ― 2010年11月15日

難民とタバコ ― 2010年10月31日

境界をこえて ― 2010年10月15日

第三国定住制度 ―カレン難民と日本の難民制度の未来― ― 2010年9月30日

難民の第三国定住 ― 2010年9月15日


著者紹介

久保忠行

久保忠行 (くぼ・ただゆき)

1980年、兵庫県に生まれる。2003年、大阪府立大学総合科学部人間科学科を卒業。同年から神戸大学大学院総合人間科学研究科へ進学。2006年に修士課程を修了し、2011年に同大学院の博士課程を修了(博士・学術)。同年4月から日本学術振興会特別研究員として京都大学東南アジア研究所に在籍。現在、タイ・ビルマ国境地域と日本の難民に関する人類学的な研究に取り組んでいる。

おもな業績に、「ビルマの『国民和解』に関する予備的考察―カレンニー社会から」、(『神戸文化人類学研究』、第2号、2008年)、「タイの難民政策――ビルマ(ミャンマー)難民への対応から」(『タイ研究』、第9号、2009年)、「難民の人類学的研究にむけて――難民キャンプの事例を用いて」(『文化人類学』第75号第1巻、2010年)、「難民キャンプにおける伝統の復興―難民キャンプと故郷の連続性」(『南方文化』第37輯、2011年)、『ミャンマー概説』(共著・めこん・近刊)などがある。

(株)清水弘文堂書房

TEL 03-3770-1922 FAX 03-6680-8464

link toお問い合わせ送信ページ

RSS Feed RSS