あなたはイヌだから-2

2011年7月3日

前回、私はなぜか犬に好かれるということをいくつかの例を出して書いた。今回もそのことについて、もう少し補足したい。それは前回の例で登場した犬はすべてメスであるということだ。

100%とは言わないが、メスの犬には本当に好かれる。すぐに顔を舐めてきたり、甘えて私の横や前に鎮座したりとなついてくる。そこまであからさまな行動でなくても、初対面で近づいたときにアイコンタクトができてしまうのだ。そして飼い主に尋ねると、その犬がメスである確率が高いのだ。また、メスの飼い主さんによく言われるフレーズが「この娘は男の人が好きなのよ」である。

さらに、続けて次のようなフレーズが飛び出してくるケースも多い。
「家でも私より主人になついて、面白くないの」である。
私は「そ、そ、そうですか」としか言えないが、たんに人間性とか性格とかだけでなく、人のジェンダーと犬のジェンダーはそれぞれ目に見えない何かが、種を超えて微妙に絡まり合っていることは確実だろう。そして私が特にメスに好かれるのも、彼女たちが私のことを人としてなのか、犬としてなのか不明だが「コイツ、けっこうイイじゃん」とオスとして判断されているからだろう(私には愛犬アンディのオスのにおいがたっぷりと染みついているし、相棒の女性があなたは犬だからと言うから、実は犬のオスと見なされているのではないかと、かなり不安なのだが、私は人としてだと断固思いたい)。

もちろん、私はオスにもなつかれる。そしてオスに関してはちょっとした感動小話があるが、それはまたの機会に。ジェンダーの話もこのぐらいにして、ジェンダーフリーの方に話を進めることにしよう。

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著者紹介

池野谷 健二(いけのや けんじ)
Editor, Photographer, Writer, DTP Director
湘南・鵠沼在住
ken [at] dogphoto.jp ([at] を @ に変えてください)

出版社勤務を経てから平成2(1990)年に独立。様々な編集・制作業務に携わり、20年以上にわたる雑誌編集長のキャリアも持つ。現在はフリーとして活動中。

1997年、ゴールデンレトリーバーのセナ(♂)を飼い始めたことがキッカケで犬の撮影を始め、2002年に2匹目のアンディ(♂)も家族の一員に。それからは愛犬が生活の中心にいるという生活となる。2010年4月、初代のセナが亡くなり、2011年3匹目のディロン(♂)が家族に加わり、現在は2匹のゴールデンとともに暮らしている。

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